2016年07月17日 (日) | Edit |
前回エントリで取り上げたやまもといちろう氏の増田氏へのネガティブキャンペーンの続編がありましたが、さすがのやまもといちろう氏だけあって、順調に増田寛也氏の支持が低迷しているようで、正直な印象が書かれています。

 増田寛也さんの問題点をいろいろと感じるので、都民有権者1,210万人にもきちんと知ってもらいたいという一心で、いろいろと記事を書いてきたんですが、告示日になって情勢が明らかになってみるとちょっと劇薬が効きすぎたようです。

(略)

 増田さんに関して申し上げるならば、このような「お座敷」に必要な肩書きを持った人を並べるという際に、会議芸人として芸を披露することにおいては優れているとしても、政治家として必要な筋の通った政治思想や哲学については、ついぞ垣間見せることが一度もありません。彼の政治思想は何なのでしょう。日本創成会議でも話題になりそうな社会的テーマに学術的なパッケージにくるみ、「地方消滅」などのおどろおどろしいワードで飾り立てて問題を世に問うだけの存在ではないかと思うわけであります。

(略)

 ただ… 私もここまで書いておいてなんですが、いま東京都知事選で選挙戦に臨んでいる有力候補者を横で並べてみたとき… あの、何というか、増田さんがまだまともなのかなー、とかちょっぴり思ったりもします。いやー。どうなんですかね。うまく趣旨替えをしてもらいつつ、東京都政の病理でもある一種の利権政治との決別をしてくれる、戦える実務家(ただし自称)として、まずは増田さんには全力で頑張っていただきたいと願う次第であります。

「「原発容認派」増田寛也は、東京都民のために働けるか(2016年7月15日 1時24分配信)」
※ 以下、強調は引用者による。

まあ、増田氏の本領は既定路線が敷かれていてこそ発揮されるわけでして、中身のないコメントで既定路線にお墨付き(らしきもの)を与えるという役割での利用価値は高いんですよね。

増田寛也×北川正恭

県民との契約を旗印に!―
北川 「実は、初めてマニフェスト(政権公約)選挙をやっていただいたのが増田知事だったんですよね」
増田 「北川さんにのせられましてね。マニフェスト選挙で、候補者を選ぶ判断基準が完全に変わりました。生活者基点というか、県民としっかり契約して、ダメなら4年後の選挙で落とすと。いままでだと、国民はあまりよく知らないんだ、自分たちが国を背負って立つんだ、という考えでしたが、今の国民、生活者は全体のことをよくご存知です。選ばれる候補者は早くそのことに気がつかなくてはいけないのではないかと思います」
北川苦い薬が入っているマニフェストでも、国民や県民はちゃんと理解して選択する能力があるんですよね

「THE GUEST VOLUME 01 ●北川正恭が改革派とよばれる知事たちと語り合った――」

いやまあ、そのマニフェストなる選挙公約もすっかり下火になりましたが、当事者たちがこの有様です。

なんと、自ら三重県知事としてマニフェスト選挙を広めて、現在では早稲田大学マニフェスト研究所所長を務める北川正恭氏が「国民もマニフェストを望んでいない」とかいっちゃってるんです。それを認めてしまったら、国民も現政権党がうそをついているのをわかって政権交代させたっていうことになってしまいます。まさに「まず政権交代」という「やってみないとわからない」的無責任な放言が現実のものとなってしまったわけです。

マニフェストという無内容(2010年11月21日 (日))


で、増田氏のホームページを拝見すると「マニフェスト」という言葉はどこにもなくて、堂々と「公約」と書いています。
増田寛也 オフィシャルサイト
なるほど、やまもといちろう氏が「政治家として必要な筋の通った政治思想や哲学については、ついぞ垣間見せることが一度もありません」と指摘されるのも納得の節操のなさですね。

なお一応念のため、増田氏が知事時代に増やした県債残高は国と都道府県の中ではそれほど突出して高いわけでもなく、私自身は増田氏の能力を「ほとばしる無能」とまで断じるつもりはありませんし、既定路線に乗っかって仕事を遂行する能力を有能とみるとか無能とみるかは有権者の判断だろうと思います。
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