2014年01月02日 (木) | Edit |
昨年中は多くの方々にTB、コメント、拍手、ぶくま等々いただきありがとうございました。
本年も引き続きご愛顧のほどよろしくお願いします。

というわけで初詣しておみくじ引いてみました。

【大吉】 (No.3873) モナー神社
願事 : 他人の助けありて思いのほか早く調う
待人 : 待てば来たる
失物 : 出づる 高い処
旅立 : 早く行くが利
商売 : 見込み確かなれば儲け有り
学問 : 労多いが成果有り
争事 : 初めは悪く後勝つ
転居 : 差し支えなし 上吉
病気 : 快癒すべし
縁談 : 良縁あり 人に頼んで進めよ

モナー神社詣でも今年で7年目となりまして、これまでの戦績が大吉→吉→吉→吉→大吉→大吉→大吉と、大吉が吉に勝ち越しました(というか、それ以外のくじはなさそうですね)。

年賀状も書く暇がないうちに正月に突入したり、家族を含め体のいろいろなところにガタが来はじめていたりしてますが、今年も二つの意味でいきぬいていきたいと思います。


…というところで例年のご挨拶は終わるのですが、今年の、というより去年の紅白があまりに衝撃的だったのでメモしておきます。といいながらここ数十年は紅白をまともに見たことがありませんでしたし、紅白は今年だけじゃなく盛り上がっているのかもよくわかりませんが、「あまちゃん」の舞台となった市にご縁がある者として「あまちゃん特別編」は見逃せません。ということで(リアルタイムでは別番組を見て)正月の朝から紅白を見ていたのですが、以前見たときには感じられなかった「お祭り騒ぎ感」が今回の紅白では何倍にも増幅されていたように感じました。

私自身は子どもの頃は歌番組を見ていたものの、中学高校と洋楽とかロック方面を聞くようになってからあまり見ておらず、年末のレコード大賞とか紅白も家族が見ているのを横目で見るくらいでした。むしろ年が明けてからの正月番組のほうが楽しみだった私からすると、最近はレコード大賞が大晦日に放送されず、格闘技も一時の勢いがなくなり、正月の定番バラエティがネタ番組くらいしかなくなっている中で、その隙を縫って紅白がいろいろな要素を取り込んできているような印象です。

例えば、「いつかは紅白」というのが歌手だけのものではなくなって、芸人やその年に話題になった人の晴れ舞台になっているというか。最近の紅白では副音声も放送していて、テリー伊藤とNHKの橋本アナウンサーが出場者のほかにゲストを呼んで好き勝手にしゃべっているんですね。そのゲストには出場者も合間に来るものの、「今でしょ」の林修氏から始まって大久保佳代子とか壇蜜といった2013年にブレイクした芸人(?)が出演していて、NHKらしくない話を聞きながら紅白を見るというのが新鮮な経験でした。

副音声ではほかにもT.M.Revolutionによる「女々しくて」熱唱とか、コロッケによる和田アキ子コーラスというネタもありましたが、なんといっても壇蜜の話が深いですね。大久保佳代子を「毒舌は大久保さんにしかできないから他の人にしてほしくない」と的確に評価して本人を泣かせたり、福山雅治のときに「一人でいることが仕事だと思っているので彼氏は作らない。福山さんもそうかも」とか「人との付き合いが苦手だから自分から愛さないといけない。周りの人とうまく付き合うというのは誰にでもできることじゃないから」とか話して橋本アナを感動させたり、壇蜜自身は「テレビというものに全く期待していない」といいながら、大久保をして「悪口を言わないで周りの人の大事なものを守る」と評させる理由が何となくわかりました。壇蜜が出るテレビはあまり見たことがないのでどこでも話していることなのかは知りませんが、テレビでこういう発言ができるタレントは貴重なのかもと思います。日舞をマスターしているというのも貴重ですね。

お祭り騒ぎ感という点では、演歌系の歌手が「48」系の賑やかし効果で番組にうまく融合していましたし、2大ゆるキャラのくまもんとふなっしーの存在感がさすがでした(イカ大王はイマイチ影が薄かったですが)。綾瀬はるかの歌のコーナーではその思いと人柄の良さがよく現れていて素直に感動しましたし、何より紅組司会でありながら番組を支配してしまっていたのが斬新です。その司会の迷走ぶりが、かえって「あまちゃん」特別編にうまくつながっていったように思います。

その「あまちゃん」特別編のポイントは、こちらのtweetにまとめられていますね。

紅白でドラマがほぼ完全な形で上演されたというのも初めてだと思いますが、それが見事に本編とつながっていたのは、クドカンの脚本はもちろんのこと、ローカルでありながら全国で盛り上がった「あまちゃん」と紅白のお祭り騒ぎ感が、うまくマッチしていたからこそ可能だったのではないかとも思います。いやまあ私が気がつかなかっただけで紅白は昔からお祭り騒ぎだったのかも知れませんが、個人的には、大友良英さんが「暦の上ではディセンバー」の後半でシールドを差し替えて、本気ギターを弾いているのを聴けてラッキーです(メインのスクリーン(?)の右隅に常に映り込む大友さんのシルエットに、NHKの大友さんへの配慮が感じられました)。

さらに、「地元に帰ろう」の最後でアキとユイが「いわてー!」と叫んだあとで陸前高田市からのドリカム中継へと続く流れは、さすがの演出です。吉田美和が歌う前から涙ぐんでいて、見ているこちらもうれしくなりました。震災の記憶が風化している中で、多くの国民にとってのこれからの被災地との関わり方は、紅白のようなお祭り騒ぎ感を通じてということが中心になると思います。お祭り騒ぎ感が心地よかった今回の紅白は、その一つの成功例となりそうな気がします。記憶は風化するという前提のうえで、被災地に寄り添うお祭り騒ぎを続けていくことが重要ではないかと思った年末でした。

(追記)
hahnela03さんから重いご指摘をいただきました。

マシナリさんへ、届きますように。 



あけまして おめでとうございます(2014-01-03)」(hahnela03の日記

正直なところいつもの新年のご挨拶だけで終わらせようと思っていたのですが、紅白のことを書いておくべきだと思ったのには二つ理由があります。一つは本エントリに書いたことの繰り返しですが、「多くの国民にとってのこれからの被災地との関わり方は、紅白のようなお祭り騒ぎ感を通じてということが中心になる」状況では、震災を思い出すためにお祭り騒ぎを利用することは不可欠だろうと考えているからです。ただし、そのためには「心地よいお祭り騒ぎ」であることが必要であり、個人的には今回の紅白はそうなっていたと思います。
もう一つは本エントリに書かなかったことですが、一つ目の理由により、偽善であっても何であっても「心地よいお祭り騒ぎ」をすることそれ自体が必要であって、それが「心地よい」限りにおいては、それをやる側の意図を追求する必要は乏しいと考えるからです。ただし、このことは実際に被災された方によっては賛否が分かれるデリケートな問題だろうと思います。そのため、本エントリに書くことは控えておりました。
直接の被害を受けていない私がこようのなことを書くのは差し出がましいのかもしれませんが、被災地支援業務に当たっている者として杉良太郎の慈善活動についての考え方に賛同しております。

226 名前:名無しさん@涙目です。(catv?)[sage] 投稿日:2011/03/31(木) 20:31:44.38 ID:YF7PoJbK0
インタビューで「偽善とか売名と言われることもあると思いますが…」と聞かれて、
「ああ、偽善で売名ですよ。偽善のために今まで数十億を自腹で使ってきたんです。私のことをそういうふうにおっしゃる方々もぜひ自腹で数十億出して名前を売ったらいいですよ」
と啖呵切ってて迫力あった。


「杉様はガチ」 杉良太郎の被災地支援が桁外れに凄い件

私自身最近は現地に行くことが激減しているところではありますが、ほかに魂胆があるとしても被災地のことを思い出す機会があることは、何もしないでただ風化していくよりはマシだとは思います。そのため、これから記憶が風化していく中で「心地よいお祭り騒ぎ」をしながら、少しでも思いをはせる取組を続ける必要があるのではないかと考えるのです。もちろん、その魂胆がどうであれ、それが被災地を不当に貶めるような内容だったり、風評被害を助長するような内容であっては絶対にいけません。私が見た限り、今回の紅白ではそのような部分はなかったように思いました。

この考え方には賛否があることは承知しておりますが、あえて意見表明として本エントリはこのままアップしたいと思います。
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