2012年12月10日 (月) | Edit |
ということで、ニッチモの『HR mics vol.14(直リンができないので、ニッチモWebサイトからどうぞ)』連載第2回目が無事掲載されました。

それよりも特集が「アメリカを知らずして、アメリカを語るな。」という大変興味深い記事となっていて、その最後に海老原さん(と思われます)が「データと、専門書にその著者、そして実務者。4方向から欧米型キャリアにアプローチしてきた。結果、私は自分の考え方を一部修正している(p.23)」との言葉がありまして、雇用とか労務という実務べったりの世界はなかなかに一筋縄ではいかないものだと改めて認識いたしました。いやもちろん、employment at willなアメリカとヨーロッパ各国は違うでしょうし、ドイツでは変更解約告知が制度化されていたりして、「組織に貢献できない社員」の処遇にはどの国の現場も四苦八苦しているというのが実情なのかもしれません。

で、そういった「組織に貢献できない社員」に対しては、現場での社員の能力アップなどを目的とするOJTが、特に日本型雇用慣行の中では大きな役割を果たしてきたのですが、それについてはhamachan先生の記事が参考になります。これに対しても海老原さんから「もはや日本のお役所的発想の「職業訓練」は意味をなさないと言えそうです」と厳しい見方が示されていて、お役所の人間としてはこれもまた耳の痛い話です。そのほかの執筆陣の皆さんの記事にも考えさせられる視点が盛りだくさんですので、関心のある方はぜひリンク先からご高覧いただければと思います。

なお、今回も掲載に至るまで編集の荻野さんをはじめ大変お手数をおかけしてしまいました。内容としては、「サービス産業化する社会の困難さ」と同じネタなのですが、意外にも本誌の特集記事に近いテーマにまとまったような気もするところでして、他の豪華執筆陣の記事の骨休めにでもご笑覧いただければ幸いです。
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