2010年09月26日 (日) | Edit |
遅ればせながら、先週録画していたNHKスペシャル「菅vs小沢 民主党はどこへ」を見てみたんですが、その中で元民主党国会対策委員長が発言していた内容に目が点になりました。この発言は、いわずとしれた小沢氏側近でもある元民主党国会対策委員長が、当時の小沢氏が掲げた戸別所得補償制度とか高速道路無料化という政策を擁護する趣旨のものですが、

当時は野党でしたからですね、野党としての方向性、方針を打ち出すということが第一でですね、いずれにしてもみんな想像の世界なんですよ。想像の世界。
ムリであるのか、ムリでないのかというのは、誰もわからないと。


うーむ、確かにその当時から何の根拠もなく「政策」らしきものを並び立てては「マニフェスト」と名前をつけて遊んでいるんだなあとは思っておりましたが、いやはや「想像の世界」ときましたか。政策そのものが想像の産物であるということは、彼らの掲げる「国民の生活が第一」というスローガンの「国民」も、あくまで想像上の生物なのかもしれません。

一応補足しておきますが、「天下りを根絶すれば10兆円規模で財源が生まれる」とか、それがだめなら「チーキシュケンで一括交付金にすれば半分の財源で済む」とかいう政策の荒唐無稽さについては、政府の内部にいるわけでもなく、日本の端っこの田舎に在住して、主な情報源は政府公表資料と専門家による議論と少しのマスコミ報道に頼っている拙ブログですらだいぶ昔から指摘していたことなんですけど。

まあ、拙ブログみたいなチホーコームインの駄文なんぞに信憑性はないでしょうから、そのことをもって選良の皆さんが政策を判断しなければならないいわれは全くありませんし、社会保障国民会議という政府の機関で委員を務めていたことのある権丈先生が指摘されていたとしても、当時の政権党の御用学者の戯言に過ぎないんだから、当時の野党の政治家の皆さんが理解する必要なんてなかったということなんでしょうね。

なお、政府に入らずとも、あのマニフェストは実行不可能なこと――定義上、実行できない公約はマニフェストではないんだが――は分かっていたはずである。野党時代の彼らに欠けていたのは、決して情報ではなく・・・

「勿凝学問299  党対政府の21世紀の西南戦争」(仕事のページ(権丈善一先生Webサイト)


年金や社会保障を巡る議論はもちろん、チーキシュケンとか未だに言い続けている状況を見るにつけ、「野党時代の彼らに欠けていたもの」を政権党となっても会得できなさそうなところが絶望的ですね・・・

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