2008年11月10日 (月) | Edit |
すなふきんさんのTBで思い出したんですが、以前こんな喩えを使ったことがあります(俺のほうが昔から使ってるぞとか、私が初めに考えたんですわという方がいらしたら、勝手に使って申し訳ございません)。

htmlだとうまく表現できませんが、

1/2+1/3=?

という問題を見て、「答えは2/5だ!」というAさんがいたとしましょう。Aさんの解き方は、

「見たまんま分母と分子をそれぞれ足す」

という実にわかりやすいものです。しかし、言うまでもなく答えは「5/6」ですね。これをAさんにわかってもらうためには、

「分数というのはそもそも比率を表しているので、比率の和を求めるためにはそれらを共通する一定の比率に表現し直さなくてはならなくて、そのために分母同士を掛け合わせることが必要となる。このとき、分数それ自体にお互いの分母をかけるためには分子にもお互いの分母をかける必要があるので、その操作の結果、分母は2×3、分子は3+2となるから、答えは5/6となる」

とグダグダ説明しなければなりません。
しかし、自分の解き方が最善だと信じるAさんは
「そんなのおかしい!」
というかもしれません。

ここで、Aさんが「おかしい!」という異議申し立てには、
(1)その計算方法がおかしい
(2)その表記の仕方がおかしい
という二重の意味が含まれている可能性があります。

前者の場合なら、Aさんに算数を勉強してもらえれば最終的には理解されるでしょう(※1)。

しかし、後者が含まれている場合、さらにややこしい状況になるかもしれません。というのも、Aさんがもし算数の考え方そのものを理解できたとしても、「自分が間違ったのは分数の書き方が紛らわしいからだ」とか「そんな紛らわしい書き方をしているのが悪い」などと、異議申し立てが延々続いてしまうからです。

このような考え方に基づいて上記の二つの意味を書き換えてみると、
(1')その計算方法がおかしいから、と思ったら、どうやら自分が理解してなかったようなので、まじめに勉強しよう(FA)
(2')その表記の仕方がおかしいから、自分には理解できないんであって、ということは分数の書き方そのものが悪くて、そんな書き方をしているとこれからも間違える人が出てきて困るし、百害あって一利なしだったらその書き方を決めた奴が悪くて、諸悪の根源は書き方を決めた奴と現在の分数表記の方法なんだから、分数表記そのものの書き方を変えて、ついでにそれを決めた奴を罰してしまえ!(FA)
となるように思います。

俺が何を喩えようとしたかはご想像にお任せします。




※1 Aさんの解き方がわかりやすいとして絶大な支持を得てしまうなんてことは考えないことにします。
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