2005年10月13日 (木) | Edit |
アメリカのハリケーンも大変な被害でしたが、パキスタンの大地震も悲惨な状況になっているようです。

こういう時にこそ政府っていうものの存在価値があるはず。このときの政府っていうのはもちろんパキスタン政府のことなわけですが、あれだけの被害に一国政府だけでは対応できるはずもありません。

ところが日本政府の対応はあまりぱっとしたものではありません
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/17/rls_1011a.html
あれだけの大災害で、ビルが倒れたり交通が麻痺しているんだから、自衛隊が持っているくらいの輸送力なんかを投入することの方が現地の緊急対応としては求められているんじゃないだろうかと思う。
お金とか医者も大切だけどね。

そんなことを考えていたら、今日の経済財政諮問会議での政府系金融改革について、筑紫哲也がなんやかや言ってました。

政府系金融ってのは農林中金とか商工中金とか政策投資銀行とかってていう、いわゆる市中銀行が相手にしないようなところに融資する金融機関です。

で、市中銀行が相手にしないということはつまり、それだけ融資するにはリスクが高いということで、不良債権の額も必然的に多くなってしまいます。

それを、不良債権に異常に反応する小泉総理とか竹中大臣がやり玉に挙げているわけですが、ホントにそれでいいの?

確かに焦げ付く可能性が高いかもしれないけど、政府系金融がなくなったら、中小企業とか農林業者が融資を受けることができなくなってしまいません?

しかも、筑紫哲也は
「いくら選挙しても官僚は替わらないわけで、天下り先を確保したい官僚こそが本当の抵抗勢力です」
なんて、笑い袋みたいに同じことしか言いません。

これだけ影響力のあるキャスターが、これまで政府系金融が融資してきたところをどうするかという議論をほっといて、とりあえず視聴者が食いつきそうな天下りとかのちっちゃい問題に矮小化してしまっていいのかね?

こういうのって自然災害に適切に対処できないのと同じくらい
たちの悪い人災かもしれない。
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