2008年07月17日 (木) | Edit |
ここしばらく遠くへの出張があったりパソコンのCPU周りを交換したりで更新が滞っているうちに、すっかり流れに取り残された感がありますが、メモ代わりに。

bewaadさんの先日のエントリは、諦観のなせる技なのか、かなりの自虐ネタが続いていましたが、公務員以外の方々でこれを言い出したときにブーメランを食らう方って結構いるんではないかと思うわけです。

「あなたの配偶者は税金から給与をありがたいことに分けてもらえる立場にあるのだから、国民の皆様に『ご主人様の大切な税金から恐れ多くもわたくしごときに施しをいただきありがとうございます』と常に深い感謝の念を抱きつつ滅私奉公するものです。会えなくて当然・たまに会えたらそれを許す国民の皆様の慈悲に心の底から感謝しなければならないことをよく認識した上でないと結婚してはなりません」
世間の厳しさがまったくわかっていない財務官僚(2008-06-30)」(BI@K accelerated: hatena annex, bewaad.com


ええと、100%とはいわないまでも給与のかなりの部分が税金を原資とする補助金で支払われている団体職員とか中小企業というのもあるわけで、「ご主人様の大切な税金から恐れ多くもわたくしごときに施しをいただきありがとうございます」と言えといわれて「俺は関係ないぞ!」と言い切れる人って、業績の好調な大企業の社員とかくらいじゃないんでしょうか。明確なデータを拾ってもいませんのであくまで自分が知っている範囲の話ですけど、俺の住んでいる地方の片田舎なんて農家から中小企業に至るまで何らかの形で補助金を受けている方が少なくないんですけどねえ。

もちろん、税金成分100%というのは公務員に限られるでしょうけど、程度問題はありこそすれ、生活保護から社会保険、扶養手当だったり児童手当まで含めてしまえば税金を原資に生活の糧を得ている人が大多数なわけで、そこまで「税金が原資なんだから国に返せ!」と言わないと論理は一貫しませんよね。むしろ、社会保障を削ろうとする経済財政諮問会議とかはたたかれているわけで、こういう話を聞いていると『蟹工船』がベストセラーになって某党の人気が復活していることとか思い出すわけですが、無垢なダブスタが静かに浸透していく状況というのはなんか怖い。

この辺については、すなふきんさんの疑問もごもっともです。

それにしても都合のいいときだけ「公正」を持ち出すその神経が理解できない。やっぱりこういうのってただの既得権バッシングのバリエーションとしか思えないんだけどね。もちろん違法行為はまずいけど、だからといっておかしなダブスタに嵌ってないか少しは自分を省みることも必要と思う。
■[社会][経済]「民間ではありえない」のご都合主義(2008-07-13)」(すなふきんの雑感日記

朝からズバッといってるキャスターとかもうどうでもいいんですけど、発言している場に居合わせておきながらその支離滅裂さを一切指摘しない共演者ってのは、「自分がいじめられるのが怖いから、いじめを見ても見ぬふりをする」奴よりよっぽど卑怯だと思うことにしました。
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