2010年07月22日 (木) | Edit |
この件についてはできるだけ傍観者でいようと自己保身しておりましたが、冷静な議論が駆逐されていく様には、同じく匿名ブログを持つ者として戦慄を覚えます。勝手ながら親近感を感じているdojinさんが、

最後に、本件について田中氏の言動に問題があると感じているブログやツイッターをやっている方々は、田中氏やbewaad氏の政策的立場への賛否に係らず、はっきりとその旨を表明することが、第二のbewaad氏を生まない最善の道だろう。私も、こんな影響力のない場末ブログとはいえ、もう二度とこんな不毛で非生産的なエントリを書きたくない。

■[一般][社会」続・最近の田中秀臣氏の言動について(2010-07-21)」(研究メモ


とおっしゃるのを拝見して、私も遺憾の意を表したいと思います。

思い起こしてみれば、bewaadさんにメールを取り上げていただいたことがブログを始めたきっかけの一つでもあります。それ以前に、リフレーション政策に関心を持つようになった初期のころから拝見してきたのが両者のブログですが、私がいわゆる「リフレ派」に距離を置くようになったのは、田中秀臣氏のブログや書籍を継続的に拝見するようになり、氏の言論に強烈なバイアスを感じるようになったころからです。こう考えると、両者の亀裂はかなり早い時期に(というより初めから?)生じていたのではないかと個人的には感じるところです。「リフレ派」と呼ばれる方々の脇の甘さが招いた悲劇とも言えるかもしれません。

自分を含め、ネットの言論スペースで活動する者は、ブログ界隈における貴重なリソースが奪われた今回の件を銘記しなければならないと思います。また、リフレーション政策を支持する経済学への信頼を損ねてしまった点については、せめて冷静な議論が行われることを願ってやみません。

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